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平和公園(名古屋市)鳥類生息調査09年8月

8月の平和公園(名古屋市)鳥類調査は、先の16日に行いました。

東山公園協会が森づくりの会との協働で「東山の森ガイドブック」なるものを作成するとのことで、どこでどう間違ったか、当調査まで取り上げられることに決まったらしく、平和公園南部地区のページ担当の森づくりの会、Tさんが、当日、取材目的で初参加。

あまりダラダラしたところをお見せするのも恰好がつかないんで、珍しく、今回はほぼ定刻に出発。

さんざん待たされた挙句の梅雨明け後もはっきりしないお天気が続き「小笠原高気圧、しっかりせいっ!」という感じでしたが、ようやく夏らしい天気が続くようになって、直前のお墓掃除や実家の草取りの際は、えらく暑かったんで、当日もかなりの猛暑を予想、しばらく前に東急ハンズで衝動買いした「クール何やら」という帽子(後ろに取り付ける日よけを水に浸しておくタイプ)を被り、前年、「猫のゴミ拾い」用に購入した、やはり水に浸して使用するバンダナを首に巻き、完全武装で臨んだのに、好天の割にはさほどの暑さでもなく、ちょっと肩透かしをくった感じ。

前回大きくコケた後だけに、南へ帰る途上の夏鳥たちの姿がチラホラし始める時期の今月、かなり入れ込んで出かけてきたものの、歩き始めると、聞こえてくるのは、アブラ、クマ、ツクツクなど、セミの声ばかり。

いつもなら「今日は、ヒヨドリしか・・・」とぼやくところですが、この日ばかりは、そのヒヨドリさえ鳴かず飛ばず。

ほとんど双眼鏡を目に当てる機会もないまま、農地組と別れ、展望広場を抜けて尾根筋からユーカリ林へと差し掛かる頃になっても、ようやく調査用紙は1ページ目の途中まで埋まっただけ(多い時は、5〜6ページに達する時もあるのにねエ)。

「森コースの調査が調査用紙1枚で終わってしまうのでは」という、20ン年のセンサスの歴史上未だかつて経験したことのない悪夢がボチボチ頭の中にチラつきだした頃、ようやく、コサメビタキくんが、クリクリまなこをきらめかせながら通路脇のコナラの枝先に止まってくれました。

しばらくじっと枝先に止まり、可愛い姿を堪能させてくれたコサメくんが飛び立つと、入れ替わるように、今度は、いきなり「チヨチヨビー」っとセンダイムシクイの声。

時期的にセンムシの囀りは予想の範囲を超えていたので、一同互いに「今、確かに、チヨチヨビーって聞こえたよね?」と、あまりの鳥日照りからの幻聴ではなかったことを確認。

その後姿も確認して、幻聴ではなかったことを確かめ、ハンノキ湿地へ向かう頃から、静かだった流れが一転、今度は、メジロ、シジュウカラ、エナガ等に再びのセンダイムシクイと、入れ替わり立ち替わり周囲を飛び交い始め、前半の静かな展開がウソのように、賑やかなうちに森コースの調査が終わりました。

この、センムシ、プラス、カラの混群がこの日のハイライトだったようで、猫ヶ洞池に移動すると、再び静かな展開に逆戻り、不明カラス(ボソかブトか判断のつかなかったもの)及び番外のスズメを除くと、わずか3種の記録に終わってしまいました。

こちらは、いくら池コースとは言え、最少記録ではないかと(とりあえず、確認まではしていませんが・・というか、そんな記録確認したくねえっ)。

全体的な鳥果は、大コケの前回とどっこいどっこいだったものの、コサメビタキ、センダイムシクイ、いずれもじっくり姿を見せてくれた分、今回は、充実感が違いました。


しばらく、安定した空模様が続いているからか、ハンノキ湿地は、調整口から流れ出すほどの水位ではありませんでしたが、いつもはカラカラに干上がっているユーカリ脇の側溝は、今月もけっこう水が溜まっていました。

今月も水量豊富なハンノキ湿地09年8月16日

下は、湿地の周りに点々と咲いていた、ヤブラン。

市民の森のヤブラン09年8月16日

先月も目立ったカシノナガキクイムシによるナラ枯れは、1ヶ月経過して、一層勢いが増した感じ。

ナラ枯れ09年8月16日

上の矢印が指している、幹のあちこちに点々と見える白っぽい斑点は、カシナガが掘り進んだ穴の周りにおが屑が噴き出した箇所。

食害が進んだ木では、下の写真のように根元におが屑が山積みになります。

おが屑が根元で山積みになっている09年8月16日

ハンノキ湿地の周囲などは、古参組と思われる幹の太い目のコナラは、ほぼ全滅状態。

ただ、すぐ脇にあるコナラでも、幹の細いものはいずれも食害にあっていないので、即、森自体が丸裸になるようなことはなさそうで、そこが救いと言えば救いかも。

猫ヶ洞池の方も、若干水位が下がって、ベルマウスの中は乾いてました。

猫ヶ洞池09年8月16日

猫ヶ洞池の周囲を回っているときに、アシ原が早くも枯れ始めているのに気づきました。

例年ガクンと水位が落ちるこの時期にいっこうに水位が下がらないことが影響しているのでしょうか。

枯れ始めたアシ原09年8月16日

何年か前にも、一度、夏場も水位が高いままで、同じようにアシ原が早めに枯れ始めたことがあり、その年以降、一挙にアシ原の面積が減少、未だ回復したとは言い難い状態なので、こと、平和公園に限っては、ナラ枯れよりよほどこちらの方が気にかかります。

市の方にお願いしていたアシ原再生計画も頓挫したままですからねエ。ちょいとやばくなってきました。

といったところで、谷戸の工事の写真も撮ってきましたが、ずいぶん長くなってきたので、その辺りは、また、日を改めて取り上げます。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より
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From Uncle Kの“手造りおもちゃ”LAND @ 2009/08/21 10:35 PM
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