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平和公園(名古屋市)鳥類生息調査07年10月

名古屋市平和公園の鳥類調査を、今月も第3日曜日の21日に行ないました。

当日は、えらくヒンヤリとした朝となり、数日前までツクツクボウシの声が聞こえていたとはとても思えない落差。「涼しい」と喜んでいた風も、この日は「寒ッ!」と声が上がるほど。あまりの変化の激しさに、「気象庁、何考えとるんじゃっ!」と愚痴の一つも言いたくなります。

もっとも、気象庁に八つ当たりしてもどうにもなるものではありませんが。

気温が低いのを気にしなければ、お天気そのものはこれ以上ないほどの快晴。渡り途中の鳥たちも元気よく飛び回ってくれて、楽しく調査を進めることができました。

スタート直後に出会ったシジュウカラ、エナガなどの混群にセンダイムシクイが見つかったと思ったら、その少し先に2羽のキビタキが。尾根筋を抜けてユーカリ林に入ったところで、今度は、オオタカが飛び出し、ハンノキ湿地に向かう道すがらムギマキを覗いていると、こんどはノスリが上空に現れる、といった具合。農地コースの方でも、同じくオオタカが姿を現したのに加えて、アリスイまで観察できたそうです。

渡りの時期は日一日と様相が変わり当たり外れが激しいのですが、しばらくぐずつき気味だったお天気の巡り合わせも良かったのか、最近になく盛りだくさんの一日でした。

気温が下がったといってもわずか数日のことですが、早くも道路の両側のトウカエデは、葉のところどころ、紅く色づき始めていました。

展望広場に向かう途中の坂にあるハゼノキはもうすっかりいい色合いに紅葉していました。

ハゼノキ07年10月21日

同じウルシの仲間のヌルデの方は、紅葉はまだでしたが実がなっていました。

ヌルデの実07年10月21日

写真では分かりませんが、実の周りは半透明のゼリーのようなもので覆われています。これは「リンゴ酸カルシウム」というものだそうで、舐めると塩辛いという話ですが、なんと言ってもウルシの仲間、流石にこれを舐めてみる勇気はありません。当日も、たまたまAさんが隣にあったハリエンジュの葉を触ろうとしたところ、ヌルデに触ると勘違いした周りのメンバーから思わず叫び声が上がってました。

同じ実でも、こちらガマズミの実は、口に入れたら酸味があってそこそこいけるお味でした。

ガマズミの実07年10月21日

先ほどのヤマハゼを撮った坂の途中、右の羽が途中で折れ、垂れ下がってしまっているハシボソガラスと出会いました。坂を上がる私たちと歩調を合わせるようにトコトコ歩いて移動、追い越しそうな距離まで近付いても、歩いて樹林の中に入っていったことから、飛ぶことができないようです。

羽の折れたハシボソガラス07年10月21日

最近、野犬こそ見かけないものの、野ネコ、トビなど外敵にはことかかない環境で、飛べないカラスがそうそう長い間生き延びられるとも思えませんが、さりとて、保護しようにも簡単に捕まる相手ではありません。仮に、捕まえて治療したところで、おそらく再び飛べるようにはならず、自然に帰すこともかなわないでしょう。

また、元々限られた自然環境の中では生息できる数自体が限られていることもあり、人為に干渉すること自体単なる自己満足に過ぎないのではないか、といった面も。

「ちょっとした運の差が生死を分けるのは自然界の摂理」と達観できればいいのでしょうが、そうは言っても実際出会ちゃうと、やはり少々切ないものがありますネエ。

先月はかろうじて水が残っていたハンノキ湿地は、ついにカラカラに乾いた状態に。

ハンノキ湿地07年10月21日

せっかく暑さの厳しい夏を乗り切ったのに、今の時期にこの姿はかなりのショック。やはり周年水を湛えた姿を保つには、防水シートを埋め込むなど思い切った方法を考えざるを得ないのでしょうか。

ということで、猫ヶ洞池の様子など、もう一回続きます。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より
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From UncleKのSOHO的生活 @ 2007/10/26 10:15 PM
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