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第7回 猫ヶ洞池ヨシ原再生・ゴミ拾い 実施報告

JUGEMテーマ:地域/ローカル


通算7回目となる平和公園猫ヶ洞池ヨシ原の「再生・ゴミ拾い」活動。今年も、3月5日、AM10時よりおよそ2時間、総勢60名弱の方が、当地のヨシ原が少しでも嘗ての勢いを取り戻すべく、刈り取られたヨシ等の片付け、周囲より流れ込んだゴミの片付け、池畔に広がったキショウブの除去等に取り組みました。

参加者の内訳も含めて、当日の活動の詳細を記しますと、

参加者の内訳が、日本野鳥の会愛知県支部 15名、なごや東山の森づくりの会 21名、平和公園(猫ヶ洞池)愛護会 12名、東山総合公園から6名、その他 4名。

拾ったゴミが45リットルのゴミ袋で106袋、ヨシ等の刈草、50立法メートル(トラック1台分)、キショウブの根、0.5立法メートル。

元々、池に浮かぶゴミをかき分けながら泳ぐコガモの姿に、「少しでも出来る事を」と始まったゴミ拾い活動を、何とかヨシ原の再生に結び付けようと、東山総合公園の協力を得て、事前に公園の方でヨシ刈り等を行って頂き、その後始末や清掃活動、キショウブの除去等を野鳥の会、森づくりの会等の市民側が行うという今のスタイルに辿り着いたのが、2012年。そこから数えても、早くも5年目。

地味な活動内容だけに、当初は、回数を重ねるごとに尻すぼみになる心配も抱えながらの船出で、特に、今年は、日程が第1土曜日という事で森づくりの会の方が他行事に日程が重なっていたりして、参加人数はかなり心配していたのですが、終わってみれば、昨年を上回る参加人数が。ごくささやかな規模のヨシ原ではありますが、それだけ大事に思って頂いている方がたくさんいる証しなので、今年は特に心強いものを感じさせて頂きました。

7回行ったうち、ただの一度も天候に恵まれなかった日がないのも、空の上の方の方も応援してくれている証しかも(単に、悪運が強いだけかもしれませんが(笑))。

ヨシ刈りを始めた当初は、あっという間にヨシの勢いが良くなり、ヨシ原全体の面積も、ホップ、ステップという感じのところまでは広がったのですが、昨年辺りは、正直足踏みの感じ。

これは、主に池の水量の年間水位が影響しており、当初ぐんぐん広がってきた陸地側は、ヨシ原の後背地に堆積した土砂の乾燥化に加え、ここ10年から15年の間に実生により育ってきた樹木で分断される等ほぼ限界に達した感じで、広がっていって欲しい池の中心側が、ヨシの生育時期に水位の高い状態が続いている事が多く、これがヨシ原が広がるのを阻んでいるばかりか、昨年は、春先から10月の台風シーズンまで、一貫してヨシの根元が水中深くに沈んだ状態が続いた事によって、ヨシ原が広がっていた地域でも、酸欠状態で根が地面からせり上がった状態になってしまう個所がこれまでより増えた状態で、生育期間を終わってしまいました。

池の水位に関しては、猫ヶ洞池に毎年ヘラブナを放流している愛護会の方から、水位を下げないようにとの申し入れが水位を管理する市の土木局に出されていて、これまでのところ、こちらの申し入れよりも優先されている状況。

その辺りの折衝は森づくりの会の滝川さんにおんぶにだっこの状態なので、何とももどかしいところではあるのですが、それに加えて、ヨシの生育期間中に、もっと思い切って水位を下げる時期を設ける必要がある事自体は確かですが、かといって、ヨシ原の生育のためにどんな年間水位の変化をとっていけばいいのか明確な方法論を持ち合せているわけでもないのでねえ。池の水位を管理する市との調整も含めて、まだまだ色々知恵を絞っていく必要がありそうです。

下は、集合時間が迫ってきて、ボチボチ皆が集まり始めたところ。

ぼちぼち集合時間16年3月5日


いつも駆け込みか、集合時間に遅れて参加される方がけっこう多いので、この時間帯はいつも気がもめて(笑)。

作業前のヨシ原の様子は、こんな感じ。

ヨシ刈りを終えたところ16年3月5日B


ヨシ刈りを終えたところ16年3月5日


作業内容の説明を行っている時点では、集まった人数が若干少な目に見えたので、「刈り取ったヨシの片づけを最優先で」とお願いしました。

けっこう人数がいるようでも、何せ作業エリアが広いですから、いざ作業開始で、広がるとこんな感じに。

いよいよ作業開始16年3月5日


刈り倒してあるヨシを拾い集めて、ブルーシートの上に乗せ、集積場所までよっこらしょよっこらしょと引きずっていきます。

刈り取ったヨシを集めて運び出し16年3月5日


自分らも途中までは、ヨシの運び出しに参加していたので、今年は、キショウブ退治に励む時間が限られていたので、キショウブの繁殖力を考えると、「焼け石になんとか」って感じですが、取りあえず、掘り起こしたキショウブの根をブルーシートに乗っけたところ。

掘り起こしたキショウブの根16年3月5日

作業中に見つけた、カラスの翼の一部。

カラスの羽16年3月5日


オオタカ辺りに食べられた残骸でしょうか。

毎年、作業している間に、何がしか見つかるのは、地道に作業に励んだご褒美ってところでしょうか。

といった感じで、片付けも含めて、正午までに全ての予定を完了。

野鳥の会と森づくりの会だけでも、36名の参加は、活動の内容を考えれば大した人数だと思いますが、いかんせん、やる事が多過ぎて十分な人数とはとてもとても、といった感じです。

今のところ、市への発言力といった点でも、自分らより、遥かに釣屋さん達の方が力がある状況。これを逆転させるためにも、できるだけたくさんの方に参加して頂く事は、何よりの援護射撃。取りあえず、自分の足腰がいかれる前に、ツバメの塒の復活と、再びオオヨシキリが繁殖してくれる程度にはヨシ原を復活させたいと思っておりますので、来年以降も、少しでも多くの方のご参加をお願い致したいです。

よろしくお願いしま〜〜す。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より

※ツイッターアカウント @dorasuky
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