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平和公園鳥類調査15年8月

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今月の月例、平和公園鳥類生息調査は、いつもの第3日曜日、8月16日に行いました。

お盆にドンピシャって感じの日程だったので、かなりの混雑を覚悟してたんですが、15日までにお墓参りを済ませた方が多かったのか、さほどの人出でもなく拍子抜けするほど。1週間前、県の調査で訪れた際は行われていた交通規制もこの日は解除されてて、流石、毎年の事なので行政は心得たもの。

まあ、そっちの方はよかったんだけど、肝心の鳥達の方はさっぱり。

元々、平野部の街中の樹林で鳥を見るには、最悪の時期ではあるのですが、数は少ないものの早目に繁殖を終えた夏鳥がぼちぼちパラパラと渡りを始める時期でもあり、「運良く出遭えれば」と甘い期待もあったんですが、そうそううまくはいかないものです(笑)。
調査の記録は、後々、出現頻度も計算できるように、出た順に種名とひと群れの羽数を逐次記録していくので(例えば、単独でヒヨドリが飛べば「ヒヨドリ 1」、次に3羽のメジロの群れに遭遇したとすると「メジロ 3」といった具合)、森コースの場合、たいていは調査用紙3〜4枚、鳥の多い時期は6枚も7枚も埋まる事もあるのですが、この日はかろうじて、最初の1枚が最後の行まで達したところで調査終了。

むしろ、今年生まれの幼鳥が大半の30羽ほどのムクドリの群れが出たり、

今年生まれが大半のムクドリの群れ15年8月16日


巣立ったばかりのヒナを引き連れたシジュウカラの群れが出た、

シジュウカラ15年8月16日


池コースの方が賑やかだったほどで、ほんと、この時期の鳥の調査は、人間性が鍛えられます(やれやれ)。

詳しい調査結果はHP「出会った鳥達」をご参照下さい。

一時期、水量の回復したハンノキ湿地は、梅雨明け後の猛暑とここしばらく雨が少ない事もあって、即干上がる事を心配するほどではないものの、再び水量の少ない状態に逆戻り。

ハンノキ湿地15年8月16日


上の写真では分かりにくいかも、なので、1週間前に県の調査で回った時の別の立ち位置から撮った写真も挙げておくと、こんな状態。

ハンノキ湿地15年8月9日


そんな状態のハンノキ湿地に比べ、いいかげん水位の下がって欲しい、猫ヶ洞池の方は、相変わらずさして水位が下がらないまま。

猫ヶ洞池15年8月16日


今年も、アシの芽吹く、3月下旬から8月のこの時期まで、ずっと根っ子がどっぷり水につかったままのアシ原は、まだまだ生育時期のはずなのに、早くも葉や茎の色が変わり、枯れ始めている状態。

アシ原15年8月16日


暑さの方は相変わらずだけど、ボチボチ秋の気配が漂ってきた時期だけに、どちらの懸案も、またまたさして前進しないまま来年に持ち越しの気配で、マジでもう少し作戦を考えないとねエ。

希少種の保護(ハンノキ湿地に生息するカスミサンショウウオは、環境省のレッドリストに載る絶滅危惧種)よりも鳥の写真撮るおっちゃん、おばちゃんの都合が優先だったり、アシ原の再生よりも、ヘラブナ大事の釣屋さん達の提言が優先だったりする行政の対応に見直しを促すのは至難の技だけど、こちらが根負けしたらそこで終わっちゃうんで、愚痴ってるだけじゃなくて、乏しい知恵を絞り出さないとね。

毎度、好き勝手ほざいてるけど、時折、市や県の方から、「いつもHP拝見してます」とかさらっと言われたりするんで、取りあえず、愚痴はこんなところで(笑)。

鳥達の繁殖はほぼ終盤だけど、虫達は今が繁殖の最盛期。

この日、調査で回っている間に、こんなのに2度出遭いました。

何かの幼虫か15年8月16日


かなり上の方の木の枝から垂れ下がり、2度目に見た時は、中でもぞもぞ動いていたんで、中に何かの幼虫が入っているのは確かなんだけど、あいにく誰も種名等は分からず、一応、ネット上でお伺いも上げたんだけど、残念ながらどこからも反応なし。

もし、分かる方がみえたら、コメント欄ででもご教示を頂けると幸いです。

花が目立ってたのは、クサギ。

クサギ15年8月9日


ほぼ隣り合った場所に生えてても、とっくに花が終わって実が付いてるのもあれば、まだ花の方も開花途中って感じのもあったりして、1本1本バラバラなのが面白いです。

トウカエデの芽吹きや紅葉等も木によって差が激しかったりしますが、生えてる場所の日当たりや風の当たり具合では説明がつかない例も多いんで、やはりその木の個性なんでしょうかねエ。

ヒルガオの花で吸蜜中のハチを写真に撮り、これも自宅に戻ってから図鑑をめくっても載ってなかったんだけど、こちらの方は何人かの方から「ルリモンハナバチ」だと教えて頂きました。

ルリモンハナバチ15年8月16日


隣り合ったもう一輪のヒルガオ花にはイチモンジセセリが。最初、写真撮るには向きが悪かったんで、もたもた場所を探ってたら、向こうが気を使って、心もち羽を開いてくれました。

イチモンジセセリ15年8月16日


最後は、葉蔭でヒラヒラ舞ってる時は「ツマグロヒョウモンかな」と思って油断してて、止まったところをよく見たら全然違ってたんで、慌てて撮った蝶の写真。

サトキマダラヒカゲ15年8月16日


自宅で図鑑をめくって、翅の裏側の柄をひとつずつ見比べてたら、「サトキマダラヒカゲ」って名の蝶だったようです。

昆虫の世界も奥が深いので、油断大敵(笑)。

これで、何とか今年も、鳥屋にとって汗と忍耐の3カ月が無事完了。9月に入れば、楽しみな秋の渡りの時期。

ここんとこ、当たり外れが1年おきだったりしていますが、今年はどうでしょうかねえ。
夏の間の我慢が少しは報われる年になって欲しいですがねエ。

ツイッター上で、来年度から、また5年間の予定で鳥の繁殖調査が行われるって情報が。
ただ、名古屋の野鳥も予算が付かず、冊子の発行が見送られちゃいましたが、こちらの方も、未だ予算の目処がたたず、今のことろ、いくつかの保護団体が合同でボランティア活動として実施する方向で話が進んでいるとの事。

何かと環境問題が世間を賑わし、しばらく前にはCOP10を名古屋に招致までした割に、なんだかなあと思っちゃいますよねエ。

まあ、実施が近付けば、話が回ってくるのは確実で、話が回ってくれば断る選択肢はないんで、ブチブチ言ってもしょうがないんだけど、あれ、確か、報告書がめっちゃ面倒だったんで、少々憂鬱では(笑)。

誰ぞ、報告書書くのだけ変わってくれるといいんだけどねエ。

先日、仲間内で話した際は、「また、やるそうだよ」って話しただけで、「へえ!御苦労さま」って軽くあしらわれちゃいましたが(笑)。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より

※ツイッターアカウント @dorasuky
census * 名古屋市平和公園フォト * 19:07 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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