<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 平和公園(名古屋市)鳥類生息調査13年11月 | main | 平和公園 今度は12月7日に県定点調査で周った際の様子を >>

平和公園(11月21日) 県定点調査にて

JUGEMテーマ:地域/ローカル


相変わらず、「今さら」感いっぱいの更新ですが、去る11月21日、県の方の定点調査で平和公園を周った際の様子です。


調度、紅葉真っ盛りといった感じの時期で、赤く色づいたナンキンハゼは、実の方もようやく殻が弾け、中の白い実が姿を現しました。

赤く色づいたナンキンハゼ13年11月21日
人間にとってはとても食べられた代物じゃないこの実、高カロリーで効率よく栄養補給ができるという事なのか、鳥達にはかなり魅力的な食べ物らしく、この日も、まだ若干時期としては早いような気がするんですが、樹上には、カラス、ヒヨドリ、メジロ等が群がり、

ナンキンハゼの実を啄むメジロ13年11月21日

地上に落ちた実の方は、一生懸命キジバトが啄んでました。

ナンキンハゼの実を啄むキジバト13年11月21日
同じく、ハゼやウルシの仲間も鳥達にはなかなかの人気。人間と違ってメタボの心配はないらしく、とかく人間社会では敬遠されがちな高カロリー食品ですが、鳥の世界では人気が高いです。

下は、葉の紅葉も美しいヤマハゼ(見分けが世話人にはハードルが高いので、ひょっとしたらヤマウルシかも)。

ヤマハゼ13年11月21日

ヤマハゼや、同じくウルシの仲間のヌルデ等はメジロやシジュウカラ等の他、アオジあたりもよく食べにきます。

カワラヒワ、マヒワ等の種子食の鳥は好みが異なり、もっぱら人気なのは、ハンノキ、ヤシャブシや、下の写真のアメリカプラタナス等。

アメリカフウ13年11月21日

実の周りのトゲトゲの根元に穴があり、その穴の中に嘴を突っ込んで、ゴマ粒のような種を一粒ずつ啄むので、こちらは、人間から見ると、「食べる労力と比べてカロリー的に引き合うのか」なんて思っちゃいますが、熱心に食べてるところを見ると、彼らなりに採算はとれているみたい。

一昔前ならコナラ等はとうに葉を落としてもう少し見晴らしの良くなってる次期なんですが、10月の終わりぐらいまでは夏の延長みたいな陽気が普通になったいまでは、12月の今の時期でも平気で葉が残ってたりするんですが、それでも、少しずつ葉が落ちて、葉の繁っている時期には目につかなかったメジロやヒヨドリの巣が思わぬ場所で見つかって、悔しい思いをしたりするんですが、この日も、ユーカリの温室脇から自由ヶ丘方面に抜ける通りの脇で、カラスの古巣を見付けました。

カラスの古巣13年11月21日

世話人が鳥の調査に足を踏み入れた30年ほど前は、当地辺りにはハシブトガラスがほとんどいなかったので、カラスの巣と言えば、まずハシボソガラスの巣と思って良かったんですが、最近は逆に営巣中に見つけた巣はハシブトガラスばかり。

こういった傾向は今後ハシボソとハシブトの数の割合の変化に繋がる可能性もありそうな気がしますが、ハシブトは増えているものの、とりあえず今のところハシボソが減っているという傾向はありません。

台風シーズンが去った後あまりまとまった雨がないためか、今年も猫ヶ洞池は水位が下がり、この日はすっかり干潟が広がっていました。

これを、毎度のことながら目ざとく見つけて、この日は3羽のイカルチドリの姿が。

生憎、まったく予想していなかったため、アシ原の写真を撮りにアシ原南側へ回った際、不用意に顔を出したためせっかく間近にいたのに飛ばしてしまい、遠目で荒い写真となってしまいましたが、とりあえず証拠写真という事で。

イカルチドリ13年11月21日

下は、イカルチドリが走りまわっていた辺りの周囲に広がる猫ヶ洞池アシ原。

アシ原を南側から見たところ13年11月21日

この春も含め、2年続けてアシ刈りを行った成果で、面積的に多少でも広がっているのかどうかはっきり確かめたわけではないですが、アシの生育はあきらかにアシ刈りを始める前とは雲泥の差。

種を付けた穂もまばらだった状態と見比べれば、やはりアシ刈りの効果は一目瞭然。

現在、来年春の3回目の実施に向けて公園側と調整中ですが、春先、アシも含めて背丈の低い草木をばっさり刈る事から、その後の芽吹きの時期、その恩恵を受けて芽を出すのはアシばかりではなく、ベルマウス周辺ではハリエンジュが一斉に伸びてきたりといった不都合な現象も出ていて、なかなか思った環境に持っていくのは難しいです。

こちら、鹿子公園に通じる階段手前に生えるジュズダマも、草刈の恩恵からか、びっくりするほど大きく育ちました。

ジュズダマ13年11月21日

一昔前なら、子ども達がその実を首飾りの材料にしたり、お手玉の中に詰めたりした身近な植物ですが、正直、あまり勢力を広げてもらっても困るところが。

ジュズダマの実13年11月21日

まあ、始める時から、そうそう簡単に理想の展開になるとは思っていなかったので、こいうった不都合も言ってみれば想定内。根気よくやるしかないですが。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より

※ツイッターアカウント @dorasuky

census * 名古屋市平和公園フォト * 17:05 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ