平和公園(名古屋市)鳥類生息調査13年11月
2013.11.30 Saturday
JUGEMテーマ:地域/ローカル
10月が近頃記憶にないぐらいの土砂降りの中での調査だっただけに、今回も、当日朝見たYahoo!天気予報で午後から弱雨の傘マークがチラついてたのを見た時は、「も〜〜っ!」って感じだったんですが、幸い、この日の雨予想は全くカラ振り。明け方まで雲がかかっていたおかげか朝の冷え込みもさほど気になるほどではなく、調査の終わる頃には、明るい日射しで上着が邪魔に感じるほどの好天気に。
ただ、夏場の記録的な猛暑の名残でいつまでも高めの気温が続いていた為か、冬鳥達が渡ってくるのが全般的に遅れている感じで、11月は、種数、観察個体数ともに1年のピークとなるのが毎年の年周期なのですが、今年に限っては、まだようやくひと通り冬鳥達の役者が揃ったばかりといった感じ。調査の結果もお天気の割には少々肩透かしを喰らった感が。
まあ、それでも、ウソ、ベニマシコ、マヒワといった顔ぶれが登場してますから、参加者の満腹感はともかくも、記録的にはまずまずといったところですかねエ。
調査結果の詳細は、HPの方で。
今回、鳥達の様子以上に気になったのは、調査地内の木の実。
最初に目を引いたのは、キラニンの坂を上がって尾根筋に入る辺りで、メジロがソヨゴの実をむしってる情景。例年なら、ソヨゴの実は年明けまでほとんど食べられることなく残っているのが普通。2月も末ぐらいになって他の木の実が乏しくなる頃にようやく食べられているのに気づくといった感じで、「ソヨゴはあまりお好みじゃなく、他の実を食べつくして他に食べるものがないと、しようがなく食べる実といった印象もあったぐらい(実際には、熟す時期の違いではないかと思ってますが)で、他に食べるものがいくらでもあるこの時期に盛んに啄んでいるのはかなり異例の事。
その後、ユーカリ林を抜けてハンノキ湿地の方へ回ると、今度は、例年ならとっくに食べつくされてほとんど実が残っていないはずのムラサキシキブ(今回目についたのはコムラサキの方)の方は、びっしり実の残っている株があちらにもこちらにも。
猫ヶ洞池の周囲に多いセンダンもほとんど実が食べられていない感じで、この相反する状況をどう解釈したものか首を傾げてしまいました。
まさか、「今年はちょっと気分を変えて、ソヨゴから」な〜んて鳥達が考えるはずもないしねエ。
全般的には、冬鳥の飛来も遅れているんで、餌となる木の実にあまり手がつけられていない方だけは説明がつくんですが。
けっこう、ぐずついたお天気の日も多いように感じてたんですが、ハンノキ湿地、猫ヶ洞池ともに水量は少な目。
特に猫ヶ洞池の方は、かなり干上がっていて、この何日か後に県の方の調査で再び周った際はイカルチドリの姿があったほど。
猫ヶ洞池と言えば、アシ原もかなり緑が色あせて枯れ葉色に装いを変えてきていましたが、天辺に伸びた穂には昨年以上にしっかり種を付けている様子。
この種子がしっかり周りに飛び散って、少しでも来春新たな芽を出し、アシ原を周囲に広げてくれるといいのですが。
11月に入って、気温の方も急ピッチにずんずんずんと下がってきて、それを急いで追いかけてるって感じで、道路脇のトウカエデもすっかりいい色に。
こちらは、ハンノキ湿地にかかるイロハモミジ。
ハンノキ湿地の周りでは、今年もしっかり餌付けされたヤマガラの姿も。
こんなのは、恒例行事みたいに引き継がなくてもいいんですが。
こちらは、市民の森の出口付近で見つけたホコリタケ。
お腹を突いてやるとぼわっと胞子を吹き出す、ちょっと不思議な生き物(キノコって感じよりも、「生き物」っていった方がより相応しい感じが)。
最後は、今年も姿を見せてくれた、オオバン。
やはり、県の調査で回った際は3羽の姿を確認しました。
というところで、時間が取れれば、県の調査も含めて、谷戸の方の様子等も一度取り上げたいと思ってますが、仕事もいろいろ詰まってるんで、いつも通り、「予定は未定」って感じです(笑)。
名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より
※ツイッターアカウント @dorasuky
まさか、「今年はちょっと気分を変えて、ソヨゴから」な〜んて鳥達が考えるはずもないしねエ。
全般的には、冬鳥の飛来も遅れているんで、餌となる木の実にあまり手がつけられていない方だけは説明がつくんですが。
けっこう、ぐずついたお天気の日も多いように感じてたんですが、ハンノキ湿地、猫ヶ洞池ともに水量は少な目。
特に猫ヶ洞池の方は、かなり干上がっていて、この何日か後に県の方の調査で再び周った際はイカルチドリの姿があったほど。
猫ヶ洞池と言えば、アシ原もかなり緑が色あせて枯れ葉色に装いを変えてきていましたが、天辺に伸びた穂には昨年以上にしっかり種を付けている様子。
この種子がしっかり周りに飛び散って、少しでも来春新たな芽を出し、アシ原を周囲に広げてくれるといいのですが。
11月に入って、気温の方も急ピッチにずんずんずんと下がってきて、それを急いで追いかけてるって感じで、道路脇のトウカエデもすっかりいい色に。
こちらは、ハンノキ湿地にかかるイロハモミジ。
ハンノキ湿地の周りでは、今年もしっかり餌付けされたヤマガラの姿も。
こんなのは、恒例行事みたいに引き継がなくてもいいんですが。
こちらは、市民の森の出口付近で見つけたホコリタケ。
お腹を突いてやるとぼわっと胞子を吹き出す、ちょっと不思議な生き物(キノコって感じよりも、「生き物」っていった方がより相応しい感じが)。
最後は、今年も姿を見せてくれた、オオバン。
やはり、県の調査で回った際は3羽の姿を確認しました。
というところで、時間が取れれば、県の調査も含めて、谷戸の方の様子等も一度取り上げたいと思ってますが、仕事もいろいろ詰まってるんで、いつも通り、「予定は未定」って感じです(笑)。
名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より
※ツイッターアカウント @dorasuky