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平和公園(名古屋市)鳥類生息調査13年7月(1)

JUGEMテーマ:地域/ローカル


毎月第3日曜日定例の平和公園鳥類調査のご報告。

梅雨明け直後の猛暑に比べればさほど暑いとも言えない程度の陽気だったんですが、いざ、集合場所に着いて辺りを圧するようなクマゼミの合唱に取り囲まれると、ついつい「暑さにうんざり」って気分になりますねエ。

小学生時分は、クマゼミなんて言ったらあこがれの存在だったんですが、変われば変わるもの。当地で繁殖するようになって喜んでるキビタキあたりも、そのうちには、「キビタキの声がうるさくてウンザリ」なんて日が来るかも。なんてね(笑)。一度ぐらい言ってみたい気も。

7月に入ってぼちぼちヒヨドリも、当地で繁殖した連中が移動の時期なのか、個体数少な目で、聞こえる声も半数ぐらいは巣立って間もない幼鳥の声のよう。

他の鳥たちも、大方繁殖が終わり換羽の時期に入っている事もあって、活動してる数が少ない上に、樹木の葉が繁り、暑くて葉陰から出てこようとしないんで、メジロ、シジュウカラ等、近くで声は聞こえるものの、なかなか見やすい位置までは出てこない。

尾根筋を降りる頃まではそんな展開が続いていたんですが、ユーカリ林沿いに坂を下る途中で、ようやく何羽かのエナガの群れに遭遇。

今の時期らしく、ウブ毛が残ってるような幼鳥が主で、これがなんとも愛らしかった。エナガ・フェチの世話人としては正に「萌え〜〜〜!」って感じで、個人的には、これがこの日のメイン・ディッシュだったかと。

他にも、オオタカが上空を飛び、猫ヶ洞池では水の引いた泥地にコチドリがいたりして、まあ、種数、個体数ともに少な目とは言え、時期を考えれば上々かと。

こちらが猫ヶ洞池で観察されたコチドリの写真(世話人のレンズでは届かない距離だったので、参加メンバーのIさん、Kさんにご無理を言って写真を提供して頂きました。)

猫ヶ洞池のコチドリ13年7月21日


写真の個体も含めて3羽いましたが、見て分かる通り全て幼鳥タイプ。どこか、近辺で巣立った個体でしょうか。

上の写真はコチドリの様子が分かりやすいようにトリミングしているので目立ちませんが、ちょっと引いた画像にするとこの通り周囲にゴミが散乱(笑)。

猫ヶ洞池のコチドリ13年7月21日B


墓地も含め、周囲に降った雨水が全て流れ込むため仕方がないんですが、何度拾い集めてもじきにゴミが溜まってくるのを見ると切ないものが。

先にお知らせした谷戸のオオヨシキリは残念ながら途中で繁殖行動を中止してしまったようで、この日の登場はなし。

ただ、巣を確認した方はみえるようで、観察を続けてみえたS氏よりだいたいの場所は教えて頂きました。とりあえず「繁殖記録」として扱う事に問題はないようで、やれやれといったところ。

できれば、巣の写真だけは記録として残しておきたいので、何人かの方に撮影出来たら送って頂くよう依頼しておきました(もちろん、自分でも撮影の努力はするつもりですが(笑))。

オオヨシキリとは別に、調査の前日には、森づくりの会Kさんより「大坂池近辺で撮影したものだけど」という事でヒクイナの写真がメールで届きました。

残念ながらこの日の調査では確認できませんでしたが、オオヨシキリ共々久しく当地では記録のなかった鳥たち。

見つかった場所も、どちらも、COP10がらみで溜め池や田んぼを造成したり水路を整備して水の供給を確保、それ以前から森づくりの会で、毎年のアシ刈りや竹林の整備等こつこつ環境を整える作業を続けてきた地域。

COP10前の工事やアシ刈り等も含め、何かと批判の声も聞こえてきてただけに、渡りの途中でちょろっとって形ではなく繁殖ステージのこの時期に両種が確認されたのは、これまでの取組みの成果を示せたって事でもある気がして、ちょっと「どやっ!」って気分(別に自分が頑張ったわけでもないんだけどね(笑))。

逆に、相変わらず根本的な問題がまったく改善されていない事を改めて示された感じなのが、こちら、カラカラに干からびた状態のハンノキ湿地。

カラカラに干からびたハンノキ湿地13年7月21日


自然環境に対する考え方が様々あるのは分かるものの、目の前の希少な生き物達の生存が脅かされてるのを見過ごしにしてては、環境保護も生物多様性もないんで、何とかしないとねエ。

反対に、先のコチドリもですが、ようやく水位が下がってアシの生育にとってもいい感じになってきた猫ヶ洞池。

猫ヶ洞池13年7月21日


先日、14日に回った際より、また一段とアシが元気良くなってて、鹿子へ繋がる橋の辺りでは、遊歩道の間際までアシが繁ってきてました。

水位が下がった事で、もう少し水のある側へ広がって言ってくれると「しめしめ」って感じなんですが。


市民の森や猫ヶ洞池の周辺で見つけた植物やムシ等の写真もざっと載せておきます。

ベルマウスの北側にできた泥地には、主のはっきりしない足跡が。

ベルマウスの周囲に残る足跡13年7月21日


アライグマ辺りが直ぐに思い浮かぶけど、足跡の形が少し異なるような気も。

池の周りでけっこう目につくセンダンは早くも大きな実がなってました。これもいずれ食べ頃になればムクドリ等の貴重な栄養源。

実の生ったセンダン13年7月21日


こちらは、市民の森の尾根筋で見つけたキノコ。

いかにもキノコらしい形のキノコ13年7月21日


あいにくキノコの名前はほとんど分かりませんが、形がいかにもキノコってところが気に入って写真に収めてきました。

ハンノキ湿地手前のユーカリ林脇の水路の辺りで、ヤブカラシの花に止まったスズメバチの仲間。

コガタスズメバチ13年7月21日


たぶん、この辺りでは一番一般的なコガタスズメバチだと思います。

こちらも、同じ辺りで見つけたセンチコガネ。

センチコガネ13年7月21日


カナブン同様個体によって色が異なると思ってたら、地域によって色が異なるという記述をネットで見つけました。他地域のものを見た事がないので、真偽のほどは分かりませんが、ほんとなら他地域の色の異なるものも標本でいいので見てみたい。

って事で、午後から回った農地の方の田んぼの様子等は、また後日、続きを。


名古屋市平和公園鳥類生息調査、世話人より

※ツイッターアカウント @dorasuky
census * 名古屋市平和公園フォト * 16:13 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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